副腎皮質ホルモン　（糖質コルチコイド）　は、

過剰な免疫を抑える
炎症を抑える
というアレルギー性疾患の症状を抑えるホルモンです。

体内に過剰な免疫反応が起こった時、
一時的に　「打ち方やめ！」　という合図として働くのが　副腎皮質ホルモン　。

当然、副腎皮質 ホルモン　（糖質コルチコイド）　の分泌が不十分になると
アトピー・喘息などのアレルギー性疾患の症状を抑えることが出来なくなり、
免疫反応の暴走が止まらなくなります。


副腎皮質ホルモン　と　副腎の疲弊


では、この副腎皮質 ホルモン の不足はどうして起こるのでしょうか？

一つは、アレルギー反応がひんぱんに過剰となる状態が続き、
副腎からのホルモン分泌が連続することで　
副腎が疲弊（疲れきってしまう）　こと。

もう　ホルモンをつくれない！　という状態になることです。

アトピーを含むアレルギー症状がつらいけど、薬物療法や治療に抵抗を感じている方に朗報です。
実は万能な高麗人参は、アレルギー症状の緩和にも役立ちます。
この効果についても、ストレスの緩和と同じく「副腎皮質ホルモン」に作用することが関係しています。

そもそも、アトピーが起こる原因ですが、明確になっていません。
ですが、その治療法はあります。
メジャーな治療法として、ステロイド剤の投与があります。
ステロイド剤は副腎皮質ホルモンと同様の作用があると言われています。

副腎皮質ホルモンはストレスと戦う働きの他に、炎症を抑える力があります。そのため、アレルギーなど炎症症状にも対応していると考えられます。
が、ストレスを過剰に受けるとホルモン分泌も盛んになり、逆にアレルギー症状は悪化するとされています。
つまり、本来は防衛本能のはずが、暴走した結果がアトピーの発作になると考えられます。

ステロイド剤はとても効果がありますが、中毒性があること、副作用がデメリットです。
一方で高麗人参は副作用のリスクがほとんどなく、やさしく副腎皮質ホルモンの分泌をコントロールするとされています。
ですから、ステロイド剤への中毒性が心配な方は、高麗人参を試してみる価値があると思いませんか。

Ａさんはアトピー性皮膚炎で、ステロイド治療をしていました。

治療を始めて数年たったころ、親戚から高麗人参を紹介されて飲み始めたそうです。

飲み始めるとすぐに全身から膿が出始め、かゆみがひどくなって大変になりました。
病院に行くと強いステロイド剤を出されたそうですが、なるべく塗らずに人参を飲み続けたといいます。

一見ますますひどくなっていくような状況に不安を感じやめようかとも思われたようですが、周りの人に励まされ、がんばって飲み続けられました。

半年間はこの状態が続いたということですから、大変だったことでしょう。

しかし、膿は多く出るけれども体は楽になることを感じ始め、継続できたともいいます。

そのうちに皮膚が乾いてきてぼろぼろとはがれ落ち、きれいな肌に回復していったそうです。

付け加えておきますが、Ａさんは高麗人参を飲むだけでなく食事にとても注意されたとお話しされています（野菜中心の食事）。