■過失割合とは

過失割合とは交通事故の当事者間においてお互いの不注意(過失)の程度を割合化したものです。

事故に対する当事者の責任の程度を数値化したものが過失割合。

損害額が算定された後は、その内、どれだけの割合が誰の責任かを判定することになります。
この割合が「過失割合」で、これに応じて損害額の内、実際に相手側に請求できる額が決まります。

損害額に過失割合を掛けて、交通事故の損害賠償請求可能額が決まってしまうのです。

自賠責保険でも任意保険でも、過失割合はシビアな問題になります。
重傷事故や死亡事故などでは額が大きいだけに、1割の過失割合が数百万円単位ということも珍しくありません。

たった1割なのに、そんなに大きく変わってしまうんですね!

●過失割合を決めているのは?

過失割合の決定は民事上の問題のため、当事者が契約する保険会社が協議し決定するのが一般的です。

契約する保険会社などによって過失割合の交渉が有利・不利になるということはないみたいですよ。

損害賠償で用いられる過失割合を決めているのは、警察ではなく警察の作った事故証明を元に保険会社が決めています。

交通事故での示談交渉で後悔しないために、少しでも自分で過失割合のケースの基本的な過失割合の具体例くらいは覚えておくべき!

保険会社は過失割合をつけて補償の割合を算出するので、双方に過失があり、お互いその事故によってけがをした場合、どちらも加害者であり被害者という見方もします。

過失割合は事故に対して双方がどのくらいの責任があるかというものなので、“被害者”“加害者”を決めるというものではない。

●乗り物で「過失割合」が変わる

自動車と歩行者がぶつかった場合、自動車の方はボディが凹んだり、ウィンドガラスにヒビが入る位の事はあっても、普通ドライバー自身はほとんどダメージを負いません。それに比べて歩行者の負うダメージは甚大で、最悪命まで落とすこともあるわけです。

歩行者には守られるものがないですから、自然に自動車の方が悪くなってしまうのかもしれないですね。

自動車と自転車の場合、どうしても自転車の方が弱いため、一般的には自動車の方の過失割合が高くなってきます(もちろん事故状況により異ります)。

歩行者は通常、弱い立場になる。

車同士の事故の場合、100:0の過失割合になるのは、一方のセンターラインオーバーによる正面衝突や追突事故の場合などに限られ、これ以外の事故では、客観的にみて避けられないような事故であっても、過失割合は100:0にはならず、10%程度は過失が割り当てられるというのが一般的です。

保険会社の言い分をはじめから鵜呑みにするのではなくて、被害者自身もある程度過失割合についての判断材料を持っておく必要がある。

●過失割合に納得いかない時は?

過失割合はあくまで基準

自分が交通事故に巻き込まれてしまったとき、保険会社の示す過失割合に納得がいかない時には、弁護士などの専門家に相談したほうがいいでしょう。

納得いかない時は、ちゃんと自分の意見を伝えることですね!

過失割合に納得が行かない場合は交通事故相談センターなどに相談する

なによりも、被害者になった場合には自分で交通事故の損害賠償について勉強することが一番だと思います。

物損のみの事故の場合、専門家の利用はお勧めできません。

物損事故でどうしても納得がいかないという場合には、 本人訴訟を検討してみてください。
特に請求金額が60万円以下になる場合には、少額訴訟が利用できます。

物損事故の場合には、専門家に依頼することによって費用割れしてしまう可能性が高いからみたいですよ。

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